メロディックさ健在
| アーティスト名 | SONATA ARCTICA |
| アルバム名 | Stones Grow Her Name |
| リリース年 | 2012年 |
| このアルバムの特徴 | 7thアルバム。パワーメタル系。プロクレッシヴメタル、ハードロック寄りの印象もあり。比較的初期の頃のスピードメタル感は無くなってしまいましたが、ゆったりしみじみ聞かせる歌とメロディックなサウンドが特徴。 |
| ひとこと | 大人っぽさ、落ち着きを感じます。 |
| 系統が似ていると思ったアーティスト |
今作はこれと言って似てるバンド思いつきませんねぇ。アリ コイヴネンとかかなぁ。 |
収録曲(日本盤)
- Only The Broken Hearts(Make You Beautiful)
- Shitload Of Money
- Losing My Insanity
- Somewhere Close To You
- I Have A Right
- Alone In Heaven
- The Day
- Cinderblox
- Don’t Be Mean
- Wildfire,Part:Ⅱ-One With The Mountain
- Wildfire,Part:Ⅲ-Wildfire Town,Population:0
- One-Two-Free-Fall(ﾎﾞｰﾅｽﾄﾗｯｸ)
お気に入りの曲は
「Only The Broken Hearts(Make You Beautiful)」
イントロに哀愁感が漂っていて良い雰囲気です。
疾走感は感じませんが、サビ部分の言いまわしも程よく耳に残って心地良いですね。
「Losing My Insanity」
アリ コイヴネンに提供していた曲ですね。
いわゆるセルフカヴァーってやつかな。
イントロの途中からギターが入ってくるところで"んんっ"前にどこかで聞いたような懐かしい気が、、、となりました。
「The Day」
私、歌詞についてはあまり気にしないのですが、東日本大震災についての歌詞なのでどうしてもね。
ソナタ アークティカは東日本大震災チャリティーアルバムに参加されていましたね。
「Cinderblox」
ソナタっぽくない感じのテイストの曲で、実験的なサウンドの印象があります。
意外性があって面白かったですね。
伝統音楽的、カントリーミュージック感があり歌詞はどうかわかりませんが、陽気でノリの良い曲ですね。
感想
比較的初期の頃はメロディックスピードメタル系で、疾走感やメロディーのキャッチーさがある印象でした。
ですが今作(２作前あたり)からは、ゆったり聞かせる曲作り、味のあるサウンド作りがされている印象です。
初期の頃のように１発でガツンと掴まれる感じはありませんので好みは分かれると思いますが、繰り返し聴いていくにつれて、聴きごたえがあり、味(メッセージ性、サウンド作りの細やかさ、実験的なサウンド)が徐々に感じられる作品でした。