ダークでドラマ性があって知的なかんじ
アーティスト名 | KAMELOT |
アルバム名 | Poetry For The Poisoned |
リリース年 | 2010年 |
このアルバムの特徴 | 9thアルバム。シンフォニックメタル系。ダークでドラマティック性溢れる壮大なサウンド。感情表現豊かなボーカル、ロイ カーンの歌声が特徴、ですが、本作を最後にキャメロットを脱退してしまいます。 |
ひとこと | 凡人以下の私でも芸術性の高さを感じる事ができた。なんとなく、、、 |
系統が似ていると思ったアーティスト |
こんな感じのアーティストってなかなかいないですよね |
収録曲(日本盤)
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- The Great Pandemonium
- If Tomorrow Came
- Dear Editor
- The Zodiac
- Hunter’s Season
- House On A Hill
- Necropolis
- My Train Of Thoughts
- Seal Of Woven Years
- PtⅠ.Incubus
- PtⅡ.So Long
- PtⅢ.All Is Over
- PtⅣ.Dissection
- Once Upon A Time
- Thespian Drama(ボーナストラック)
10~13 Poetry For The Poisoned
お気に入りの曲は
「Hunter’s Season」
サビ部分のサウンドは比較的スピード感があるのに歌はゆっくりしっとり歌っているそのギャップが面白いし、程よく耳にも残りますね。
壮大な独特の雰囲気のサウンドで歌唱表現もとても豊かで聴きごたえがありますね。
この曲でゲスト参加されているファイアーウィンドのガスGのギターソロ、攻めてますねぇ。
「House On A Hill」
エピカのシモーネ シモンズがゲストボーカル参加されています。
どちらも私の大好きな歌手なのでそれだけで満足。
結構しっとり、しんみりした曲ですが、やっぱ良いっすわ~。
「PtⅡ.So Long」
この曲もエピカのシモーネ シモンズがゲストボーカル参加されていますね。
二人のデュエット具合とピアノやストリングスの効いたサウンドが素敵。
「Once Upon A Time」
このアルバムの中で1番疾走感のある曲かなぁ。
タイトルだけ見るとアルバム1曲目に持ってきそうな感じのタイトルですが、、、
感想
前作のアルバムである、ゴーストオペラのような感じで全体的にダークでドラマ性を感じる壮大な作品のような感じがしました。
今作の方が、より闇って感じがしましたね。
"聴く"というより、"鑑賞する"っていう感じですね。
このアルバムが、ロイ カーン最後のアルバムとなってしまいました。
歌唱力、表現力がとても良くて、私は結構好きだったのでとても残念です。
毎作品思う事があるのです。
それは、キャメロットのアルバムコンセプト、歌詞にストーリー性、ドラマ性について教養があればもっと楽しめると思うのです、、、
私のような凡人以下の教養に乏しい人間には日本語訳の歌詞を見ても難しすぎます。
なので、解説書的なものがあればなぁ、と思う今日この頃。
歌詞にはほとんど興味を示さない、音楽は感覚で聴くタイプの私にそこまで思わせてくれた数少ないアーティストです。